県民文化会館楽器置場スペース下見

   日時 平成17年6月25日(土)10:30〜11:40

   愛響 俊野、北川
   
   案内 文化振興財団 梅岡係長


いくつか見た中で一番良さそうだと思ったのは、空調機械室奥の「マシンハッチ」と呼ばれるスペースでした。
中の機械を交換する必要が生じた場合、天井のコンクリートブロックを撤去し、地上からクレーンで物の出し入れ
をするのだそうです。ただし、県文が出来てからこれまで一度も使ったことがないそうです。
第1〜4リハーサル室と同じ地下2階にあり、エレベーターを使わずに楽器の出し入れができます。



楽器置場としては十分なスペースがありますので、寸法は測りませんでしたが、6m×10mくらいはありそうでした。



もし借れるようになった場合は、全面借りる必要はなく、1/2〜1/3で十分に思えました。



15〜16cmの段差がありますので、スノコ状の上げ床をすれば、楽器搬出入が楽になると同時に湿気対策にもなると思われます。



これは別の倉庫で、階段下のスペースです。やや狭く奥のあたりは天井が低く使い勝手はあまり良さそうではありませんでした。
(中に入って作業できる人数が限られる。)
なお、電源はありませんでした。



同階段倉庫の入口です。幅が80cmで、ティンパニが入るか微妙です。



使っていない第3浴室。中央のドアから出入りしますが、物の出し入れは厳しい感じでした。
入れ口から脱衣場のフロワまで12cm程度の段差、脱衣場から風呂場へ12cm程度の段差がありました。
脱衣場には更衣ロッカーが4区画あり、思ったより狭い印象でした。



ステンレス製の立派な湯船がありました。
物を置く場合はかえって邪魔になりそうです。



中がいっぱいで使えないという倉庫を見せてもらいました。
第1リハーサル室横の細長い倉庫です。


第2リハーサル室横の倉庫。
書庫として使っているようでした。
これ以外にもいくつか見せてもらいましたが、古い書類や荷物が雑然と置かれ、楽器を置くスペースはないという説明でした。


マシンハッチは下図の右上にあります。
メインホールのステージは地下2階と同じ高さまで降ろすことができますので、本番前後の楽器の出し入れが便利になります。
特に本番終了後、楽器をトラックに積んで南海放送へ運び込んでいることを考えると夢のようです。
その他の倉庫、機械室は図面では白い部分です。機械室は消防法で物を置くことは禁止されているとのことです。


楽器置場の掃除